ブックメーカーで消せん沼を敢行マップ! https://kesennuma-kankomap.jp ブックメーカー・オンカジに目覚めた俺のための自己満足ブログ Wed, 27 Sep 2023 02:54:43 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.3 https://kesennuma-kankomap.jp/wp-content/uploads/cropped-kesenuma-fabicon-32x32.png ブックメーカーで消せん沼を敢行マップ! https://kesennuma-kankomap.jp 32 32 173075469 ブックメーカーの醍醐味が味わえるオンラインカジノ3選! https://kesennuma-kankomap.jp/bookmaker-onlinecasino/ Wed, 27 Sep 2023 02:54:43 +0000 https://kesennuma-kankomap.jp/?p=85 かつてオンラインカジノっていうのはスロットやライブカジノがメインで、ブックメーカーで遊べるオンラインカジノはそれほど多くはなかった。

だが、近年は状況が一変していてブックメーカーが遊べるのはほとんどオンラインカジノの基本といっていいくらいの流行を見せている。

これは、ブックメーカーで遊んでいきたいと考えているプレイヤーからするとかなり嬉しい状況ではあるのだが、逆に「どのオンラインカジノのブックメーカーで遊んだらいいんだ?!」という悩みが生じるのも確かだろう。

実際、ブックメーカーが明らかに魅力的でありながら、スロットやライブカジノにとどまってなかなかブックメーカーに手が出せないというプレイヤーも一定数いるようで、もったいない限りである。

もともとブックメーカーが海外で主流のギャンブルのスタイルで、日本人にとっては馴染みが薄いというのも、ブックメーカーに踏み切れない原因の1つではあるだろう。

そこで今回は、現在活況を迎えているブックメーカーで遊べるオンラインカジノのなかでも、個人的にオススメのものを何点かピックアップして紹介していきたい。

選択肢が増えすぎているという嬉しい悲鳴を挙げている諸兄の、ブックメーカーを選ぶ際の参考になれば幸いだ。

ブックメーカーも遊べるオンラインカジノ3選

ブックメーカーも遊べるオンラインカジノ3選

スポーツベットに特化したブックメーカーはもちろん魅力的なのだが、今回は「初めてブックメーカーで遊ぶユーザー」を想定して「通常のオンラインカジノのゲームとブックメーカーが同居しているオンラインカジノ」という選考基準を採用することにした。

参考にしたオンラインカジノに特化したサイトを見るとブックメーカーが豊富なカジノ、ライブカジノが豊富なカジノ、スロットが豊富なカジノなど様々である。

その選考基準で、極私的にオススメしたいブックメーカーで遊べるオンラインカジノは、以下の3つになる。

  • ビーベット
  • ボンズカジノ
  • ステークカジノ

これらのオンラインカジノは、スロットやライブカジノでも遊べるため「ブックメーカーは未体験だがオンラインカジノは経験者である」というユーザーはもちろん、完全な初心者にもオススメできるオンラインカジノとなっている。

ちなみに、「ビーベット→ボンズカジノ→ステークカジノ」という順番で「初心者→中級者→上級者」に対応しているグラデーションになっているので、これらのオンラインカジノを段階的に遊んでいけば、おのずとブックメーカーマスターになっていけるだろう。

俺個人としては、これらのオンラインカジノで「ブックメーカーの遊び方」を覚えてから「ブックメーカー特化型のオンラインカジノ」の世界にも足を踏み入れていく、というさらなる二段階プロセスの道も推奨したい。

また、これらのオンラインカジノはスロットやライブカジノも充実しているので、「絶対にブックメーカーだけで遊ぶぞ」という無駄な気負いを持たずに、気が向いたときにブックメーカーで遊び、少しずつブックメーカーに慣れていくといいだろう。

ブックメーカーを選ぶときの基本的なポイント

それぞれのオンラインカジノの特徴に触れる前に、まずは基本的な「ブックメーカーを選ぶときのポイント」を触れておくことにしよう。このポイントをしっかり把握しておけば、俺がオススメしたもの以外のブックメーカーを判断するときの役に立つだろう。

押さえておくべき基本的なポイントは以下になる。

  • ライセンスを取得しているオンラインカジノであるかどうか
  • ベットできるスポーツのジャンルが豊富かどうか
  • 入出金などのトラブルなくスムーズであるかどうか
  • 日本語でのサポートが充実しているかどうか

まず、「ライセンス」については説明不要だろう。これは、ブックメーカーで遊べることを抜きにして、オンラインカジノを選ぶときにもまず最初に確認しなければならないポイントである。

ブックメーカーで遊べるオンラインカジノは近年飛躍的に数が増えてきており、新規のオンラインカジノも多いため、ライセンスの有無はしっかり確認するようにしよう。

続いて、「ベットできるジャンルの豊富さ」だが、これはブックメーカーとしての楽しさに直結しているため、最重要ポイントの1つである。

ブックメーカーは「こんなことも賭けの対象になるの?!」ということまで幅広く賭けの対象になっているため、この面白さを追いかけるだけでも十分に楽しめる。

3つ目の入出金のトラブルがなくスムーズであるかどうかだが、これも、「ライセンス」と同様に、オンラインカジノ全体を選ぶためのポイントであるため、説明は不要だろう。

最後の「日本語でのサポート」は、特に初心者であれば重要視したいポイントになるだろう。ある程度ブックメーカーで遊ぶことに慣れてきたならば、日本語サポートは不要になることも多いが、初期段階ではこの要素に助けられる機会は多いだろう。

ビーベットは最初にオススメできる総合的ブックメーカー

ビーベットは、ブックメーカーで遊べるスポーツベットの充実度はもちろんのこと、ライブカジノやスロットなどの豊富さや信頼性などの総合力で、真っ先にオススメできるオンラインカジノだ。

まず、先ほどの基準に照らし合わせるならば、ビーベットはキュラソーライセンスを取得しているため、信頼性には何の問題もない。

賭けられるジャンルは網羅的で「賭けられないスポーツを見つけるほうが難しい」くらいだし、なんといっても「RIZIN」や「ブレイキングダウン」などの日本でも人気の格闘技に対応しているのも嬉しいポイントだろう。

入出金も、銀行振り込み(リアルマネー)から仮想通貨まで対応しており、ストレスなくスムーズに行える。銀行振り込みの場合のみ、出金時に手数料がかかるのがマイナスだが、仮想通貨やウォレットであればこの欠点もカバーできる。

また、ビーベットは完全日本語対応のオンラインカジノであり、サポートはもちろん、公式サイトの日本語にも乱れがなく、ゲームのルールや各種ボーナスの仕組みなども丁寧に説明されている。

ビーベットは、総合力において初心者の日本人ユーザーでも抵抗なくブックメーカーに馴染めるオンラインカジノであり、ブックメーカーの入り口としては最適なもののうちの1つであるといえるだろう。

ボンズカジノは日本人向きのブックメーカー

ボンズカジノは日本人でブックメーカーを遊びたいならオススメできるオンラインカジノだ。特にプロ野球やJリーグなどが好きならブックメーカーでかなり楽しめるオンラインカジノであることは間違いない。

キュラソーライセンスを取得している日本人向きオンラインカジノであるボンズカジノは、なんといっても豊富なゲーム数に定評があり、スポーツベットだけでなくスロットやライブカジノの充実度も高い。

日本円に対応していることと日本のスポーツに幅広く対応していることから、ここを主軸にしている日本人プレイヤーは多い。

初回入金を終えたあとは無料で楽しめるライブストリーミングは、画質もよく、実際の試合の行方を追いながらベットすることでブックメーカーの醍醐味をよりエキサイティングに味わうことができる。

ただし、ボンズカジノはスポーツベットに対して出金条件として「入金額の3倍」が賭け額として設定されているため、積極的に「勝ち」を狙いながらしっかり稼ぎたいタイプの、ハイローラーのユーザーに向いている。

個人的にはビーベットでブックメーカーの基本をある程度身に着けてからの「2つ目のブックメーカー」としてオススメしたい「稼ぐためのオンラインカジノ」である。

ステークカジノは仮想通貨ユーザーにオススメ

ステークカジノは、仮想通貨のユーザーがブックメーカーで遊びたいと考えているならば、かなりオススメできるオンラインカジノである。

もちろん、ステークカジノもキュラソーライセンスを取得しているため、信頼性においてはまったく問題がない。

ステークカジノは20種類以上の仮想通貨に対応しており、ある程度は知名度がある仮想通貨であれば、所有している仮想通貨がどのような銘柄であっても、ブックメーカーでのベットに使用することができるだろう。

もちろん、ステークカジノは仮想通貨だけでなく、日本円にも対応しているためリアルマネーで遊びたいと考えているユーザーにもオススメできる。

ただ、ステークカジノは「スポーツベットのジャンルがやや限定されている(J3などの日本のマイナーリーグには対応していない)」という点と、「やや日本人には使いにくい(ある程度の英語能力が必須である)」というマイナス点を持っている。

このマイナス点を考慮するとブックメーカーとしては日本人対応に優れたビーベットやボンズカジノよりも敷居が高いため、ブックメーカー初心者よりは中級者以上のユーザーにオススメできるブックメーカーといったところだ。

ブックメーカーはもともとが「海外が主流」のギャンブルであるため、日本語に強くないところに慣れておくと、より深くブックメーカーの世界を楽しむことができるようになる。ステークカジノはその第一歩を踏み出すのにちょうどいいオンラインカジノであるといえる。

ステークカジノで問題なくブックメーカーを利用できるようになったならば、その後はほとんどのブックメーカーで問題なくスムーズに遊べるようになるだろう。

ブックメーカーで遊べるオンラインカジノまとめ

ブックメーカーで遊べるオンラインカジノまとめ

  • まずは日本語対応のブックメーカーで慣れていく
  • ルールを覚えたら稼ぐための賭け方を覚えていく
  • 海外向けのブックメーカーでも本格的に遊んでみる

ブックメーカーで遊べるオンラインカジノについてのまとめは以上になる。

今回はブックメーカーの世界に慣れてから、少しずつブックメーカーでの勝ち方を理解し、やがてブックメーカーのディープゾーンへと段階的に進んでいくための3つのオンラインカジノを順番に紹介してみた。

もちろん、これはマニュアルではないので、いきなり「ブックメーカー特化型のオンラインカジノ」というディープゾーンに飛び込んでみるのもアリだ。

また、なんだかんだ「好きなスポーツ」に賭けるのがブックメーカーは1番楽しいので、ずっと日本人向けのオンラインカジノで遊んでいても、十分にブックメーカーの醍醐味を味わうことは可能だ。

ブックメーカーは、選択肢が豊富である以上は遊び方もプレイヤー次第というところがある。

自分にあった遊び方を探りながら、より楽しめるオンラインカジノを個人的に見つけていくのも、ブックメーカーの楽しみだ。広大なブックメーカーの海をぜひ自由に泳いでいってほしい。

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RIZINとブレイキングダウンに賭けるスポーツベットニキになろう https://kesennuma-kankomap.jp/rizin-breakingdown-sportsbets/ Tue, 26 Sep 2023 08:35:58 +0000 https://kesennuma-kankomap.jp/?p=91 ブレイキングダウンやライジンなどの格闘技は、それまで格闘技に興味がなかったライト層にまで関心を広げることに成功した日本の格闘技として、いまでは盤石の人気を誇っている。

これらの格闘技が登場する以前は、日本の格闘技はアウトサイダーなどの総合格闘技や、地下格闘技を追っているタイプのディープな格闘技ファンだけの「知る人ぞ知る娯楽」だったが、いまでは日本の格闘技は格闘技ファンではないZ世代なども気軽に楽しめるポピュラーな娯楽として定着しつつある。

とりわけ、ブレイキングダウンはジャンルでいうと「地下格闘技」の系譜にあるものが地上に出てきて人気を獲得した形の新種の格闘技であるため、注目に値する。

オンラインカジノのブックメーカーは「人気のスポーツ」をスポーツベットの対象として絶対に見逃すことがないため、当然これらの現代日本を代表する格闘技のお祭りもスポーツベットの対象に選ばれないワケがない。

実際、ブレイキングダウンやライジンを対象にしたスポーツベットは、現在日本人向けのオンラインカジノのブックメーカーにおいては特にプロ野球やサッカーなどに並ぶ勢いの主流のコンテンツに、それぞれに成長しつつある状況にある。

ブックメーカー自体が海外主流のギャンブルであるため、これまでのブックメーカーにおける「格闘技ベット」の主流もまたUFCやベラトールといった海外総合格闘技だったから、ブレイキングダウンやライジンのブックメーカーからの注目と進出は革命的な出来事であると考えていいだろう。

今回は、ブレイキングダウンやライジンに賭けられるブックメーカーの現状を追いながら、稼げる可能性などを検証していきたいと考えている次第だ。

詳しい賭け方などは下記が詳しいので、参照されたい。

ビーベットは安定して格闘技系のスポーツベットが豊富に取り扱われるので、とりあえずスポーツベットを楽しみたいという方には最適だ。

ライジンとブレイキングダウンのブックメーカーの扱われ方比較

ライジンとブレイキングダウンのブックメーカーの扱われ方比較

ブレイキングダウンの人気は日本の若者を中心に急上昇しているものの、現在はまだまだライジンのほうが賭けられるブックメーカーの数が若干多い現状にあるし、今後もそうであるだろう。

この若干の数の差は、ブレイキングダウンが「アマチュアの選手」が中心の大会であり「地下格闘技の延長」であることが原因として大きく影響していると考えられる。

大会の質的にはライジンは「総合格闘技」の系譜にある本格的なスポーツであり、ブレイキングダウンはややエンターテイメント寄りであるし、ブックメーカー側も「地下格闘家」の情報を手に入れにくいためにオッズが組みにくいという事情があるだろう。

ブレイキングダウンとライジンを比較した場合、現在のところはライジンの方がスポーツベットとしてはより充実した環境にあると考えていい。

スポーツベットで稼ぐ可能性を考えるならば、ライジンを主流に遊びつつ、今後の可能性に期待しながらブレイキングダウンで賭けられるブックメーカーにも注目していくというスタンスが基本となっていくのではないかと予想される。

ブレイキングダウンに賭けられるブックメーカーはゼロではない

現在のところはライジンのほうが賭けられるブックメーカーが多いとはいえ、ブレイキングダウンに賭けられるブックメーカーがゼロであるわけではない。

一つでも賭けられるブックメーカーがあるならばそのブックメーカーで賭ければいいだけという話ではあるから、ブレイキングダウンで稼ぐ可能性も十分に考えられる。

ブックメーカーにおいて「数が少ない」ことで発生するデメリットは「オッズの多様性に乏しいこと」くらいである。

「オッズの多様性」については、それがメリットにもデメリットにもなりうるという曖昧さを持っていることも押さえておきたい。

スポーツベットはブックメーカーごとに異なったオッズが設定されるため、一つの試合に対するオッズや賭け方に違いが出るという特徴を持っており、複数のオッズを比較しながらどのオッズにベットしていくかを選ぶこともひとつの醍醐味となっている。

ブレイキングダウンはライジンよりもこの醍醐味において劣っていると見ることができるが、これは逆にいうと「複数のオッズに惑わされずに賭けられる」ということで「シンプルに賭けやすい」という長所にも転嫁しうる。

「オッズの多様性」をメリットと考えているならばライジン、「オッズの多様性」をデメリットとして考えているならばブレイキングダウンというように、それぞれの賭け方のスタイルで「稼げるかどうか」をその都度判断していくのも、ライジンとブレイキングダウンにおけるスポーツベットを楽しむコツかもしれない。

予想のしやすさという観点から見た二つの大会の違い

スポーツベットで稼ぐことを考えるならば「予想のしやすさ」も考慮しなければならず、ライジンとブレイキングダウンには大きな違いがあることは指摘しておく必要がある。

前述したように、ライジンが本格的な総合格闘技の系譜にあるのに対して、ブレイキングダウンは地下格闘技の流れにあるエンターテイメント寄りの格闘技である。

ブックメーカー側がブレイキングダウンよりもライジンを優先的に充実させているのは、「ブレイキングダウンの選手は情報が集めにくいからだ」と書いたが、それはつまりブックメーカー側としても「試合がどう転ぶか予想できない」という危うさを含んでいることを意味している。

ブックメーカー側が困惑する程度に「予想がしにくくオッズが組みにくい」のであれば、当然、これは賭ける側のプレイヤーにとっても「予想がしにくい」ということである。

ブレイキングダウンは「キャラの強さ」や「話題性(バズるためのハッタリ)」などが前面に打ち出されている大会であるため、「注目の試合」なども「純粋な強さ」以上に「どっちのキャラが勝ったら(負けたら)面白いか?」というエンタメ視点で楽しむためにマッチングされていることが多い。

プロレスファンと総合格闘技ファンというのはいわば「犬猿の仲」であり「宗教戦争」に近い対立関係にあるのだが、このプロレスファンと総合格闘技ファンがそれぞれ求めていたこだわりの「中間」にある欲望を刺激していることがブレイキングダウンの人気の秘訣でもある。

その人気の秘訣である「中間性」がスポーツベットのむずかしさにつながっていることは「稼ぐこと」を考えていくうえでは無視できないだろう。

ブレイキングダウンのほうが大穴を狙える可能性がある

ライジンが総合格闘技の系譜にあり、オッズが「選手の実力や戦歴」などの比較的正確な情報で測られるのに対して、「予測不可能」なブレイキングダウンは、おのずと「大穴」のスポーツベットに直結することになる。

だから、ブックメーカーで稼ぐことを考えるならば「より確実な予想」で堅実に当てに行くならライジン、博打的発想で大穴狙いでいくならばブレイキングダウンというように、「どのように稼ぎたいか」というヴィジョンによっても、選択する大会は違ってくるだろう。

もちろん、格闘技というのは他のスポーツ以上に「一瞬」で勝負が決まってしまうことがあり、その「一瞬」は試合前の評判や選手の実力から導き出された予想などを丸ごと覆すような電撃的な出来事であることのほうが多い。

そう考えると、総合格闘技の系譜を踏んでいるとはいえ、ライジンもまた「予測不可能性」を多くはらんでおり、決して「確実な予想」ができるようなスポーツベットではない。

ただ、「予測不可能性」がどちらにも前提としてあることを考慮しても、その「予測不可能性」の度合いがより大きいのがブレイキングダウンであることは確かであるだろう。

ライジンとブレイキングダウンに賭けられるオススメブックメーカー

ここまでは「稼げるかどうか」に主軸を置いて、ライジンとブレイキングダウンのスポーツベットの違いを検証してきたが、最後にライジンとブレイキングダウンに賭けられるオススメのブックメーカーを紹介することにしよう。

まず、現在までにライジンのスポーツベットのオッズが組まれたことがあるブックメーカーは以下になる。

  • ビーベット
  • カジ旅スポーツ
  • コニベット
  • BetChannel
  • ウィリアムヒル

続いて、ブレイキングダウンのスポーツベットのオッズが組まれたことがあるブックメーカーは以下になる。

  • ビーベット
  • リリベット
  • BetChannel
  • コニベット

現在のところ一個だけの差でしかないが、「今後オッズが組まれる可能性」を考慮すると、この差はじわじわと広がり、ライジンのほうがより多くのブックメーカーに採用される可能性が予想される。

そのうえで「現在地点」から、ライジンとブレイキングダウンにスポーツベットできるオススメのオンラインカジノを選ぶとしたら、やはり、二つの格闘技を取り扱っている「ビーベット」を選んでおけば間違いないだろう。

もちろん、ライジンにせよブレイキングダウンにせよ、スポーツベットの歴史のなかでは「新規」のスポーツベットであるため、今後の展開は誰にも読むことができない。

そのため、これらの格闘技でのスポーツベットを主現場にしていくならば、ブックメーカーで遊べるオンラインカジノの最新情報は常にチェックする必要があるだろう。

そのうえで、いまもっとも確実に二つの格闘技の充実したスポーツベットを楽しめるのは、おそらくビーベットである。

だがこれはあくまで「現在地」からの判断だ。今後の展開に期待したい。

ライジンとブレイキングダウンのスポーツベットまとめ

ライジンとブレイキングダウンのスポーツベットまとめ

  • ライジンは総合格闘技の系譜を汲んだスポーツベット
  • ブレイキングダウンは不確定要素強めの大穴スポーツベット
  • 二つの格闘技のスポーツベットは黎明期であり今後に期待できる

ライジンとブレイキングダウンをめぐるスポーツベットに関するまとめは、以上となる。

ライジンとブレイキングダウンは、流行という点では同程度の注目度を持っているが、格闘技としてはまったく違う流れを持っている。

スポーツベットをするにあたっては、総合格闘技の系譜であるライジンと、エンタメ寄りの地下格闘技の系譜であるブレイキングダウンのそれぞれの特性をしっかりと理解したうえでの予想とベットが必要となる。

ライジンとブレイキングダウンは、ブックメーカー側も「これからどうするか」の判断を迫られているジャンルであり、今後の展開が大いに期待できる。

稼げるかどうかについても、過渡期にある以上は確定的な判断はできないが、今後「稼げるスポーツベット」としての可能性が切り開かれる未来は十分にありうると考えていいだろう。

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国内競馬はJRAだけではなくブックメーカーでも賭けられる! https://kesennuma-kankomap.jp/keiba-jra-or-bookmaker/ https://kesennuma-kankomap.jp/keiba-jra-or-bookmaker/#respond Fri, 18 Aug 2023 09:28:24 +0000 https://kesennuma-kankomap.jp/?p=40 ブックメーカーは「胴元としてやりたい放題」といった感があり、なんと、日本の競馬も海外のブックメーカーで賭けることができる。

もちろん、これは、JRAから馬券を買うのではなくてブックメーカーのオッズでのベットになるのだから、「本来は合法の公営ギャンブルをわざわざ違法で遊ぶ」という倒錯した行為ではある。

だが、「合法ギャンブルをわざわざ違法で遊ぶ」くらいなのだから、そのリスクを背負ってでもブックメーカーで賭けるほうがJRAから馬券を買うよりもメリットがある、ということでもある。

公営ギャンブルである国内競馬からしたら自分たちに入るはずの利益がブックメーカーに奪われてしまうのだから堪ったもんではないだろうが、海外胴元を取り締まれない以上は国内競馬がブックメーカーの暴挙に手を出すことができないのも事実。

賭けるこちらとしては、正直なところ「違法性やJRAの事情はさておき、JRAとブックメーカー、どっちで賭けるのがお得なの?」というのが気になるところだろう。

そこで今回は、JRAを使って合法的に賭ける場合と、海外のブックメーカーで違法で賭ける場合を比較し、「わざわざ違法で遊ぶことにどんなメリットがあるか」を考察していけたらと思う。

ブックメーカーでは低い控除率で競馬に賭けられる

ブックメーカーでは低い控除率で競馬に賭けられる

ブックメーカーとJRAを比較した場合に、ブックメーカーで賭けることのメリットとしては、やはり「控除率が低い」というのが真っ先に挙げられるだろう。

控除率というのは、「賭け金のうち、胴元側が利益として得られる金の割合」を示した数値であり、控除率の高低によって「賭ける側に払い戻しされる金額の比率」である「還元率」も変動する仕組みになっている。

「控除率が低い」ということは「あたりやすい(還元される率が高い、払い戻し率が高い)」ということを同時に意味していて、「より利益を得やすい」とされている。

ブックメーカーの控除率は「おおよそ2%~10%」と言われており、日本の公営ギャンブルである国内競馬の控除率は言わずとしれた「25%」であるため、この数値の差だけで判断するならば「ブックメーカーで競馬に賭けた方が払い戻しがより期待できる」ということがひとまずわかる。

もちろん、「払い戻しが期待できる」だけであり「確実に払い戻しされる」ではないため、JRAから馬券を買っている人のほうがブックメーカーで賭けている人より多く利益を得ている、ということも往々にしてよくある。「控除率」はあくまでも目安でしかない。

控除率の低さからブックメーカーを選ぶデメリット

控除率が低いからという理由でブックメーカーでの賭けを選ぶ場合のデメリットとしては「JRAの収益が減ってしまう」ということが挙げられる。

俺は冒頭で「JRAの事情はさておき」とは言ったものの、「JRAの収益が減る」というのは、JRAだけの問題ではなく、実は競馬ファンにとっても問題である、ということはしっかり言っておく必要があるだろう。

国内競馬というのはJRAの収益によって運営が成り立っているため、JRAの収益が減った場合、「競馬」というジャンル自体が先細りして衰退していく可能性がある、ということを考慮しなければならない。

言うなれば、「ブックメーカーで国内競馬を賭ける」というのは「オフィシャルからではなく、転売ヤーからチケットやグッズを買う」という行為に等しい。

「ブックメーカーのほうが利益があるから」という理由で、仮に現在の大半のユーザーがJRAからブックメーカーに移行してしまった場合、おそらく、国内競馬というものはジャンルごと廃れて滅びてしまうことになるだろう。

国内競馬の控除率は高いが、その分、その控除率で入った収益によって、国内競馬というジャンル自体が支えられているのである。

あなたがもし「国内競馬」というジャンルを少しでも愛しているならば、「自分の居場所や愛しているものを守りたいと思うかどうか」で、JRAかブックメーカーを選ぶことをまずはオススメしたい。

この倫理的な前提としての「デメリット」を踏まえたうえで、ここからは「日本の競馬が滅びても別にかまわない。少しでもお得ならば、俺は転売ヤーのほうを選ぶんだ」というタイプだけに向けて、ブックメーカーのメリットを考察していくことにしよう。

ブックメーカーでは複数のオッズを比較して賭けられる

ブックメーカーは、ブックメーカーごとに「オッズ」を持っているため「一つのレースで複数のオッズを比較しながら賭けられる」というメリットを持っている。

JRAから馬券を買う場合、JRAによって設定されたオッズという「一つの目線」しか持つことができない。

だが、ブックメーカーを利用すれば「複数の視点」からレースを見て予想ができるのだ。これは、ブックメーカーだけの楽しみ方だといえるだろう。

並行して複数のブックメーカーのオッズをチェックしながら「もっとも良い」と判断したオッズをその都度選択してベットしていくことで、ブックメーカーではより多くの利益を上げていくための戦略を練ることができる。

もちろん、「並行して賭ける対象」としてJRAのオッズも参照し、ブックメーカーよりJRAのほうがオッズがよいと判断されたなら、臨機応変にJRAから馬券を買うのも当然アリで、「あれかこれか」という二者択一で自分を縛りつける必要もない。

ブックメーカーで賭けをするなら「利用できるものはなんでも利用する」という「あれもこれも」の姿勢をとるほうが、より多くの利益を獲得することができるだろう。

ブックメーカーとJRAの「オッズ決定」のシステムの違い

ブックメーカーとJRAでは「オッズが決定するタイミング」が違うので、そのシステムの大きな違いの把握は必須となる。

オッズ決定のシステムは、ブックメーカーとJRAで、それぞれに「ブックメーカー方式」と「パリミュチュエル方式」という方式をとっている。

「ブックメーカー方式」というのは、「賭けた時点のオッズ」でオッズが確定され、その後にどれほどオッズが変動したとしても、「自分が賭けたオッズ」が変更されることがない。

一方、JRAの「パリミュチュエル方式」は「レース直前の締め切りの時点がオッズ」となるため、自分が賭けたあとにオッズが変動することもある、という特徴を持っている。

国内競馬をJRAから買ったことがあるなら誰でも経験があると思うが、早めに賭けた時点では良オッズだったのに、レース直前の締め切りでオッズが変動してしまい「勝った」のに当初想定していたよりも利益が少なくなってしまった、ということが起こりうる。

もちろん、逆にオッズがよくなって利益があがるということも起こりうるのが、「パリミュチュエル方式」の魅力でもある。

さて、ブックメーカーで国内競馬に賭ける場合は、この「ブックメーカー方式」の特徴を理解して「ここぞ!」というタイミングでオッズを確定させるのが「戦略」となる。

「複数のブックメーカーをチェックしてベストのオッズに賭ける」という賭け方は、「ブックメーカー方式」だからこそできる応用法としての賭け方となっている。

ブックメーカーとJRAは投票法にも違いがある

競馬といえば、馬連、三連複、ワイドなど「投票法」の選択肢が豊富なのが特徴だが、ブックメーカーで競馬に賭ける場合は、基本的には「単勝買い」という選択肢に限られているという特徴があることは注意したい。

「単勝買いが基本である」というのは、「競馬をどのように楽しみたいか」によっては、ブックメーカーで競馬に賭ける際の最大のデメリットになる人もいる特徴になるだろう。

「どの馬券を買うか」ということに競馬の醍醐味、予想の楽しさを感じているタイプの競馬ファンは、おそらくはブックメーカーでの競馬予想には少しばかり物足りなさを感じてしまうのではないかと思われる。

ブックメーカーは「単勝買い」が基本であるが、タイミング次第では何倍ものオッズに賭けることができるのが「賭け方法の物足りなさ」を補う要素である。

はじめから「このレースは単勝で買う」と決めているレースだけをブックメーカーで賭ける、というやり方でブックメーカーを活用するのも一つの戦略かもしれない。

ブックメーカーのキャッシュアウト機能を活用する

ブックメーカーで国内競馬に賭ける場合は「キャッシュアウト機能」を活用する、という選択肢もある。

キャッシュアウト機能というのは「オッズのキャンセル機能」のことで「このレース、負けそうだな」と判断したタイミングで、「キャッシュアウトの締め切り」が来ていなければ、レースの途中でオッズを取り消し、賭け金の一部が回収できる、という機能のことだ。

このキャッシュアウト機能は、JRAで馬券を買う際には絶対にできないことで、ブックメーカーで国内競馬に賭けるにあたっての隠れメリットである。

もちろん、すべてのブックメーカーやレースでキャッシュアウト機能が使えるわけではないのでその点は注意したいが、「損切り」や「利益確定」のためにキャッシュアウト機能を活用すれば、軍資金の減少を効率的におさえることができるだろう。

ブックメーカーで国内競馬に賭ける場合のまとめ

ブックメーカーで国内競馬に賭ける場合のまとめ

  • ブックメーカーのほうが還元率が良い
  • 複数のオッズを参照して賭けられる
  • 賭けた時点でオッズが確定する
  • 基本的には単勝買いしかできない

ブックメーカーで国内競馬に賭ける場合の、JRAと比較して見えてくる「違い」のまとめは以上となる。

ブックメーカーを利用し、「合法の公営ギャンブルをわざわざ違法で遊ぶこと」には、上記したように、様々なメリットがある。

JRAの馬券との組み合わせでブックメーカーを活用すれば、それぞれのデメリットを補いあうことも可能だろう。

もちろん、今回は「利益」などを主軸にしたメリットの話であるため、国内競馬を本当に楽しみたいのならば「競馬場に足を運んで正規の馬券を握りしめながらリアルタイムでレースを鑑賞する」ということは、やっぱり外せないだろう。

ブックメーカーで国内競馬に賭けるのはあくまで違法だ、ということは絶対に忘れないようにしよう。

ブックメーカーで賭けるのはオススメではあるのだが、国内競馬の存続を願うのであれば、たまにでもいいのでJRAで馬券を買うというのも、「競馬というジャンルに対する感謝」のためにも必要ではないだろうか。

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https://kesennuma-kankomap.jp/keiba-jra-or-bookmaker/feed/ 0 40
ブックメーカーは違法だが日本のスポーツベッティングを明るくしている https://kesennuma-kankomap.jp/japanisefuture-sportsbet-bookmaker/ https://kesennuma-kankomap.jp/japanisefuture-sportsbet-bookmaker/#respond Thu, 10 Aug 2023 07:31:46 +0000 https://kesennuma-kankomap.jp/?p=52 ブックメーカーのスポーツベッティングは今もっともアツいギャンブルの一つであることは間違いないが、その一方で「日本から利用すると違法である」という最大の欠点もある。

ご存じのとおり、日本では競馬、競輪、競艇、オートレースの四大公営ギャンブルと、パチンコ・スロット、それから、スポーツ振興くじ、宝くじなどが「合法で遊べるギャンブル」である。

これらの合法ギャンブル以外のギャンブルに賭ける行為は、日本では基本的には「賭博法」によって禁止されている「賭博行為」であり、オンラインカジノなどを通してブックメーカーを利用する場合もその例外ではなく、違法行為となる。

日本国内で、合法的にスポーツベッティングを楽しみたい場合は、現在のところtoto、WINNER、BIGなどの「スポーツ振興くじ」を利用する以外に方法はなく、ブックメーカーが入り込む見込みはまずないといっていい。

今回は、ブックメーカー利用の違法性の基本と、スポーツベッティングの主流がスポーツ振興くじからブックメーカーにとってかわり、国内でもブックメーカーが合法になるかどうかの可能性などを考察していきたいと思う。

ブックメーカーは利用者だけが違法という扱いになる

ブックメーカーは利用者だけが違法という扱いになる

ブックメーカーの違法性は、ブックメーカー側にあるのではなくて、「日本国内でブックメーカーを利用する日本人だけが違法」という扱いになる。

ブックメーカーの拠点は「海外」であり、日本国外の「胴元」である。

日本からブックメーカーを利用する場合、海外に運営拠点を持つオンラインカジノなどに登録して、海外のオンラインカジノと提携しているブックメーカーを利用するのが「基本の遊び方」となる。

「賭博法」というのはあくまで日本国内の法律であり、「日本国内の胴元」と「日本国内の賭博者」を取り締まるための法律であるため、「海外の胴元」と「海外在住の賭博者」を賭博法で裁くことはできない。

ここで、オンラインカジノとブックメーカーが「海外の胴元」であり、われわれ日本人は「日本国内の賭博者」である、というズレがあることに注目してほしい。

このズレによって「ブックメーカー(海外胴元)は賭博法で裁けないが、ブックメーカーを利用する日本人には賭博法が適応される」という、合法と違法が入り混じるあいまいな状態、いわゆる「グレーゾーン」が発生することになるのだ。

ブックメーカーの利用者が逮捕された事例はない

ブックメーカーを利用する日本人は法を犯しているため逮捕の対象であるのだが、現在のところ、ブックメーカーの利用者が逮捕されたという事例はない。

「明らかな違法行為でありながら、逮捕の事例がない」という矛盾が起こるのはなぜか、ということを理解するためには「賭博法という法律があくまで国内の違法胴元を取り締まることを主軸に置いた法律である」ということを把握しておく必要があるだろう。

賭博法による違法ギャンブルの検挙は、「胴元」がメインであって、「賭博者」はあくまでそのついでの検挙でしかない。罪の重さも「胴元」に比較した場合「賭博者」の罪は若干軽い。

賭博法による摘発の場において「賭博者が逮捕されるパターン」としては、「違法胴元が賭場を開いている現場」をおさえた場合に、「その現場にたまたまいた賭博者も検挙される」というスタイルが基本になっている。

ここに「海外のブックメーカーを利用する国内賭博者」を検挙しにくい理由が発生する。

ブックメーカーというギャンブルの現場は摘発が難しい

オンラインカジノなどを通して遊ぶことができるブックメーカーは、まずそもそも「賭博法」で裁けない上に、さらに「賭博行為が行われている現場」が「オンライン」であるために、「現場をおさえることがきわめて難しい」という事情がある。

「現場がおさえられない」ということは、「たまたまそこに集まっていた賭博者」の「ついでの検挙」という方法をとることが難しい、ということを同時に意味している。

「明らかな違法行為」である「国内からのブックメーカーの利用」が、いまのところ暗黙のうちに放置されて逮捕の事例がほとんどないのは、オンラインカジノとブックメーカーが上記したような「賭博法のグレーゾーン」を突いているためである。

とはいえ、違法は違法であり、この「暗黙の放置」がいつ終わるかはわからないため、ブックメーカーで遊ぶ際は「違法行為をしている」という自覚はつねに持つ必要があるだろう。

ブックメーカーが合法になる可能性はまったくない

今後、スポーツベッティングなどを主軸にしたブックメーカーが「合法」になる可能性については、残念ながら「まったくない」と断言しなければならないだろう。

この可能性のなさを考えて行くためには、まず「ブックメーカー」という言葉の意味がそもそも「胴元」であるということと、「ブックメーカーはイギリス政府公認の胴元である」という二つの点をおさえておきたい。

賭博法は「日本国家という胴元以外は認めない」というコンセプトでつくられた法律であるため、日本国内で「ブックメーカー」であろうとした場合、出発点として「インディーズの胴元」「違法胴元」になる運命を避けることは絶対にできない。

日本において「ブックメーカー(胴元)」の立場をとってもいい存在は「国家」だけであり、ギャンブラーは「国家」が許可したギャンブルで賭けることだけが許されており、国家以外のブックメーカーは厳しく処罰される。

ブックメーカーがイギリス政府公認であることの重要性

ブックメーカーが提供するスポーツベッティングが海外で合法かつ主流になっているのは、ブックメーカーが「イギリス政府公認」という権利を獲得するまでの歴史があったためである。

要するに、ブックメーカーは、「インディーズの違法胴元」から「イギリスにおける公営ギャンブル」になりあがる、という合法化のプロセスを踏んでいるのだ。

もし、日本でブックメーカーを合法にするためには、イギリスの場合と同様に、まず「違法のブックメーカー」として国内で賭場を開き、その賭場を国家に「公認」として認めさせるというプロセスが必要になるだろう。

「賭博法」は「インディーズの胴元」の誕生と同時に摘発する、という法律であるため、日本国内で、この「合法化」のプロセスを踏むことは、初手の段階から積んでおり、ほとんど絶望的である。

「海外の公営ギャンブルの歴史」においては「ブックメーカーが合法化される」という流れが発生したが、「日本の公営ギャンブルの歴史」においては「競馬、競輪、競艇、オートレースなどの合法化」という流れが発生しており、その歴史はそれぞれに強固であり、もはや盤石となっている。

ちなみに、競艇界のドン笹川良一などは「競艇の合法化に成功した日本のブックメーカー」ということが言えるかもしれない。

スポーツベッティングにおける笹川良一が現れる可能性は、ギャンブルに対する規制が盤石になった現在の日本においては、まず起こらないと考えるのが自然だろう。

スポーツ振興くじにスポーツベッティングが支配されている

何よりも、日本には「国家胴元によるスポーツベッティング」である「スポーツ振興くじ」という絶望的な合法ギャンブルが用意されていることを忘れてはいけない。

実は、日本は「ブックメーカーは違法である」のだが、「スポーツベッティング自体は違法ではない」という国でもあるのだ。

そして、この「スポーツ振興くじ」が存在して幅を利かせている限り、日本のスポーツベッティングがブックメーカーのような発展を見せる可能性は完全に閉ざされている、と言わざるをえない状況がある。

なぜスポーツ振興くじの存在が日本におけるブックメーカー的スポーツベッティングの可能性を塞ぐことになるかについては、スポーツ振興くじの「控除率」を見れば明らかだろう。

控除率というのは「賭け金に対して胴元が受け取る利益」の割合、「テラ銭の比率」を示した数値だが、日本の合法的なスポーツベッティングである「スポーツ振興くじ」の控除率は、なんと世界最悪の数値である「50%前後」である。

スポーツ振興くじの控除率は、ほとんど「国家胴元の独裁」としか言えない数値であり、開き直りでさえある。

このような悪魔的な控除率でスポーツベッティングの胴元として権利と利益を独占している銭ゲバ日本国家が、ブックメーカーのような控除率の低い海外胴元を受け入れて、独占している権利と利益を手放すということは、絶対にありえないことだろう。

スポーツ振興くじがある限り、日本のスポーツベッティングが、ブックメーカーの水準に追いつくことはないし、もちろん、ブックメーカーの合法化は到底ありえない。

「賭ける価値がまったくない設定」のスポーツベッティングだけが合法である、という現在の状態が破綻を迎えるまで、日本のスポーツベッティングの未来は暗い道をすすむしかないだろう。

ブックメーカーを利用するのは違法ではあるのだが、日本のスポーツベッティングの独占状態と搾取に「NO!」を叩きつける行為でもあるかもしれない。

ブックメーカーの違法性と合法化の可能性についてのまとめ

ブックメーカーの違法性と合法化の可能性についてのまとめ

  • ブックメーカーの利用は違法だが逮捕者はまだいない
  • ブックメーカーはイギリスにおける公営ギャンブル
  • ブックメーカーが日本で合法になる可能性はゼロに近い

ブックメーカーの違法性と、日本国内における合法化の可能性についてのまとめは以上になる。

違法ではあれオンラインカジノでブックメーカーが使えるようになったという現在の状況は、スポーツ振興くじという悪政によって苦しめられていた日本国内のギャンブラーにとっては「光明」であるだろう。

ブックメーカーが日本で合法になる可能性についてはかなり甘く見積もってもその可能性は「限りなくゼロに近い」が、ブックメーカーの利用による逮捕者がまだいないことを考えるならば、遊べるうちに遊んでおくのが吉といったところだ。

競馬などの公営ギャンブルに比べた場合、日本のスポーツ振興くじの悪辣さは目にあまる最低のものだ。

合法化は難しいにしても、オンラインカジノのブックメーカーがきっかけとなって、日本の合法スポーツベッティングの独占状態に少しでもヒビが入る。このくらいの未来予想図の期待だけはしておきたい。

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ブックメーカーで不自然に勝ちすぎるとペナルティが発生する! https://kesennuma-kankomap.jp/bookmaker-penalty-capture/ https://kesennuma-kankomap.jp/bookmaker-penalty-capture/#respond Tue, 08 Aug 2023 09:47:00 +0000 https://kesennuma-kankomap.jp/?p=45 ブックメーカーには予想がしやすい試合というのがあって、そういう試合を狙い撃ちしていけばかなりの高確率で勝つことができる。

勝つことができる、というより、「勝ちすぎる」ということが起こるくらいには、勝ててしまうのがブックメーカーのおもしろいところだ。

俺が競艇をやめてブックメーカーで確実に金を増やしていくと考えた一つの理由として「ブックメーカーの勝ちやすさ」があることは疑えない。

だが、ブックメーカーは「勝ちすぎる」ことによって、ペナルティとしてアカウントの凍結や規制がされることもあるため、注意が必要だ。

もちろん、まっとうな賭け方で勝ち続けた場合なら問題がないが、「ブックメーカーの勝ちやすさ」を利用した狡猾な賭け方を繰り返し、勝ちすぎた場合に凍結や規制の憂き目にあう、ということである。

そこで、今回は、ブックメーカーで凍結、規制の対象となる賭け方を見ていきながら、「ブックメーカーのルールに則って勝ちすぎる方法」を探っていくことにしよう。

ブックメーカーのペナルティについて

ブックメーカーのペナルティについて

ブックメーカーは「利用規約に違反しているユーザー」や「不自然な賭け方をしているユーザー」に対して、ペナルティとして規制を行っている。

ブックメーカーが違反をしたユーザーに科すペナルティは、以下の3種類となる。

  • マックスベット規制
  • キャッシュアウト規制
  • アカウント凍結

「マックスベット規制」は「賭け額の上限の制限」というペナルティ(出金は可能である場合が多い)、「アカウント凍結」はその名の通りアカウントが凍結されてしまい、入金や賭け自体ができなくなるという最も重いペナルティだ。

「規制」は賭け方の改善や利用態度によって解除される可能性があるが、アカウント凍結になった場合は「永久凍結」であり、解除不可能である。

この3種類のペナルティのうち「キャッシュアウト規制」というのは「キャッシュアウトの利用が制限される」というペナルティだが、これに関しては「キャッシュアウト」がわからないと、何が制限されることになるか、いまいちイメージがつかめないだろう。

ブックメーカーにおけるキャッシュアウトとは?

キャッシュアウトとは、「賭けが成立したあと、賭け金を試合の結果が出る前にキャンセルして払い戻す」というブックメーカー特有の「キャンセル機能」のことだ。

キャッシュアウトは、おもに「損切り」や「利益確定」の戦略として利用できる機能で、試合の結果が確定するまでの展開を見ながら「賭けが当たるかどうか」を判断し、賭け金の一部、あるいは全額を、試合の途中で払い戻すことができる。

これはかなりありがたい機能だが、もちろん、すべてのベットでキャッシュアウトができるわけではないし、明らかに「負け」が濃厚な試合などの場合はキャッシュアウトは早々に締め切られて、利用することができない。

あくまで「どっちに転ぶかわからない試合」でのみキャッシュアウトの権利がある、といったところだ。

ブックメーカーは試合中に「オッズ」が変化する。キャッシュアウトは、オッズの変化」によって、賭け金の払い戻しも変化していく。

賭けた時点のオッズから試合中にオッズが下がった場合(勝ち筋が見えてきた場合)にキャッシュアウトを利用した場合は、「的中した場合に得られる利益の一部+賭け金」が手元に戻ってくる。

逆にオッズが試合中に高くなった(負け筋が見えてきた場合)でキャッシュアウトを利用すると、想定される負けの見込みに応じて「賭け金の一部」が回収される。

まあ、ほかにも複雑なことがいろいろとあるが、おおまかにいうと「キャッシュアウト」というのは、こういう機能だ。

で、「キャッシュアウトの制限」というのは、このプレイヤーにとってはかなり有利な機能であるキャッシュアウトの利用に制限がかかるワケだから、「なかなか厳しいペナルティだ」ということが理解できるだろう。

ブックメーカーで規制がされる可能性がある行為

ブックメーカーでペナルティとして規制がされる可能性がある行為は、以下のものが考えられる。

  • 低オッズに対する高額ベットの繰り返し
  • ブックメーカーで転がし(投資的行為)をする
  • ディレイベットをおこなう
  • アービトラージベットを繰り返す
  • 複数端末で同時にログインする
  • 複数のアカウントを作成する
  • 登録情報と違うクレジットカードを使用している

これらの行為が一応は「規制」の対象行為とされている。とはいえ、これ以外にも何かしらの「規制」の対象の行為があることも考えられるため、注意されたい。

というのも、ブックメーカーはアカウントの規制や凍結に対しては「ユーザーに理由の説明をすることがない」ため、「自分がしたことの何が原因で規制があったか」をユーザーが正確に知ることはできないのだ。

基準はあくまでブックメーカー側にあり、ここで羅列した行為以外でも「不自然だ」とブックメーカー側に判断される行動があった場合は、規制や凍結の対象になりうる。

たとえば、あるブックメーカーでは「ギャンブル依存症」に関するアンケートで「依存症」と判断されただけでアカウントが規制された、という報告もある。

ブックメーカーのペナルティの基準はブックメーカーという「神」だけが知る領域が含まれているし、開発される悪質行為などに応じて日々基準が変わり続けているということは理解しておこう。

そのうえで、上記に列記した行為は「ペナルティが科せられると判断してまず間違いないだろう」とブックメーカー利用者のあいだでのコンサンセスを得ているものなので、ここからは、それらの行為とその問題点を具体的に見ていくことにしよう。

低オッズに対する高額ベットの繰り返し

「低オッズに対する高額ベットの繰り返し」は、もっともわかりやすい「勝ちすぎること」に対するペナルティだ。

ブックメーカーでは「賭けた時点で勝ち確定」ともいえるような低オッズの試合があり、勝利金は微々たるものではあるものの、これらの低オッズに賭け続けていれば「負ける」ということはほぼ起こりえない。

もちろん、低オッズの試合に「一回だけ賭けただけ」ならば問題はないのだが、そういった安牌の試合だけを狙い撃ちして高額ベットを繰り返してかなりの利益(数十万円以上)を稼いだ場合、規制の対象になる可能性がある。

このペナルティを避けるためには「勝ちすぎる」ことを避けることが重要で、「低オッズの試合はたまに賭ける」「連続して賭けない(間をはさむ)」という風に賭けていくことが規制対策になるdろう。

ブックメーカーで転がし(投資的行為)をする

「転がし」というのは「勝利で得た払い戻し金を次の賭け金として利用し、雪だるま式に軍資金を増やしていく」という投資的な考えの賭け方だ。

「転がし」は基本的にはギャンブルで成功することがなく、たとえば、競艇などのギャンブルでの「転がし」はたいていは失敗する。「勝ち確定」がハッキリせず、うまく転がすことができないからだ。

だが、前述したようにブックメーカーに関しては「低オッズの試合」という「ほぼ勝ち確定の勝負」がある。これをうまく利用すれば、ブックメーカーでは「転がし」が簡単にできてしまう。

「転がし」は先ほどの「低オッズに高額ベットの繰り返し」との組み合わせになっていて、「確実な勝利」で得た軍資金を使って次の「勝ち確」に賭ければ、論理的には「雪だるま式」に着実に利益を増やしていくことができる。

「転がしがしやすい」というのはブックメーカーにとっては「アキレス腱」「弱点」であるため、この行為にペナルティが科されるのは当然であるといえるだろう。

ディレイベットをおこなう

ディレイベットというのは「現地での観戦」と「ベット画面」を組み合わせて、その時差を利用して行うベットのことだ。

リアルタイムで物事が進行していく「現地での観戦」と「ベット画面」にはタイムラグがあり、ほんのわずかな違いでしかないとはいえ、「試合の勝敗が左右される決定的なタイミング」は「現地の観戦」のほうがより早く受け取りやすい。

ブックメーカーは「試合中のベット」や「キャッシュアウト」が可能なので、現地観戦をしてディレイベットを行えば、利益も損失もある程度は効率的に操作することができる。

だが、このディレイベットも繰り返しおこなって勝ちすぎると、ブックメーカー側に「不自然」と判断されて、規制の対象になる。

「ディレイベットの疑い」は利用規約のなかでも厳しく言及されていて、「アカウント凍結」という最も重いペナルティが科せられることが多いため、「やらない」という選択が賢明である。

アービトラージベットを繰り返す

アービトラージベットというのは、「2つ以上のブックメーカーを利用して、両方の勝利にベットする」という「両賭け」の方法だ。

ブックメーカーというのは、ブックメーカーごとに「試合のオッズ」が微妙に違っていたりする。

アービトラージベットはこの「オッズの差」を利用して「絶対にどちらかは勝つ」という賭け方をして、利益を得ていくという賭け方である。

アービトラージベットも、ブックメーカーの「弱点」を利用した確実に稼げる方法であるため、ディレイベットと同様に「不自然」を疑われた場合は規制の対象となる。

「勝ちすぎる」ことで考えられる規制はこのくらいになる。ここから先は「勝ちすぎる」のとは別に規制がかかるパターンを見ていこう。

複数端末で同時にログインする

同じアカウントに複数の端末で同時にログインをしていると、ブックメーカー側に疑惑をもたれ、規制の対象となる可能性がある。

パソコンやタブレットなどの複数端末での同時ログインに、何かしらの「不正」の気配が漂ってしまうことはどうしても否めない。

悪意や不正の意志がなくても「同時ログイン」という行為には規制の危険性が付随している。

前述したように、ブックメーカーの規制は「理由が伝えられない」ためあくまで推測の域を出ない話ではあるのだが、「同時ログイン」は不注意で起こってしまうこともあるので十分に注意してほしい。

複数のアカウントを作成する

ブックメーカーの利用規約では「複数のアカウントの作成」が禁止されているため、複数のアカウントを作成した場合は一発でアウトである。

これに関しては「推測の域」ではないので、もし意図的にやった場合は「自業自得」としか言いようがなく、擁護のしようもない。

登録時のミスなどで誤って複数のアカウントを作成してしまった場合は、カスタマーサポートに事情を説明して、アカウント凍結解除の交渉をするといいだろう。

登録情報と違うクレジットカードを使用している

ブックメーカーに登録している名義と、使用しているクレジットカードの名義が違う場合、「他人の金を使っている」と判断されて規制の対象になることがある。

この場合に規制されるのは「入金」であることが多く、マックスベット規制やキャッシュアウト制限、いきなりのアカウント凍結などはあまりない。

だが、入金ができないというのは、ブックメーカーで遊べないことを意味しているから、凍結とほぼ同じ状態である。クレジットカードの名義に間違いがないか、登録時にしっかり確認するようにしよう。

ブックメーカーの規制・凍結のまとめ

ブックメーカーの規制・凍結のまとめ

  • 利用規約に違反すると規制の対象になる
  • 不自然な勝利をしすぎると規制の対象になる
  • 規制の理由が知らされることはない

ブックメーカーにおける「規制」に関するまとめは以上になる。

ブックメーカーは「勝ちすぎる」ことが可能なギャンブルなのだが、「勝ちすぎる」ことがそう簡単に許されているということではない。

むしろ、勝ちすぎることが可能であるがゆえに、ブックメーカーは「不自然さ」にはかなり敏感であると理解しておいたほうが賢明だろう。

アカウント凍結した場合は解除不能であるため、もうそのブックメーカーで遊ぶことができなくなる。こんな悲しいことは避けるにこしたことはない。

ブックメーカーは、利用規約をしっかり守って正々堂々と賭けるという「紳士的な態度」で楽しむのがベストだ。

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ブックメーカーの控除率から見えてくる公営ギャンブルの問題 https://kesennuma-kankomap.jp/bookmaker-publicgamble-deduction/ https://kesennuma-kankomap.jp/bookmaker-publicgamble-deduction/#respond Thu, 03 Aug 2023 02:08:11 +0000 https://kesennuma-kankomap.jp/?p=24 俺が競艇をやめて海外のブックメーカーを選んだ理由の一つとして、「ブックメーカーは控除率が低い」というのは間違いなくある。

俺が競艇に失望したのは八百長事件以来、競艇というギャンブルに対する愛情を失ってしまったのが最大の原因なのだが、一度やめてみると「競艇」の短所がブックメーカーとの比較でやたらと眼につくようになる。

まあ、別れてしまった女の悪いところだけを批判する最低の男と同じ精神構造と言われたらそれまでだが、こういうのも人の本性なのだろう。

「日本の公営ギャンブルの悪しき控除率」についても、競艇がメインだったときもボンヤリと考えてはいたものの、それほど真剣ではなかった。

だが、ブックメーカーのスポーツベットがメインになると、さすがに「公営ギャンブルの控除率ヤバいんじゃないの?」という気持ちが抑えられなくなり、それは次第に怒りへと変化していった。

今回は、俺がブックメーカーをオススメする理由の一つである「控除率の低さ」を軸に、公営ギャンブルの控除率の問題なども改めて考えていけたらと思う。

ギャンブルにおける控除率とは何か?

ギャンブルにおける控除率とは何か?

ギャンブルにおける「控除率」とはそもそも何かというと、「ギャンブルを運営する胴元が、賭け金のうちで自分が取得する割合」のことだ。

控除率は別名では「テラ銭」と呼ばれていて、この呼び方のほうが馴染みが深い人は多いだろう。

オンラインカジノでは「控除率」は「ハウスエッジ」と呼ばれているから、ついでに覚えておくといい。

「控除率は高ければ高いほど胴元が得して、低いほどにギャンブラーにとってはありがたい」と、かなり単純化した説明ではあるが、そういう数値だと理解してもらいたい。

「控除率」は「的中率」とも関係していて、「的中率が高ければ控除率が低くなり、的中率が低ければ控除率が高くなる」という仕組みになっているため、「胴元の取り分」の指標としてだけでなく、「そのギャンブルの勝ちやすさ」の指標としても参考になる。

もちろん「勝ちやすさ」についてはあくまで「確率」のことでしかないので、実際にその確率通りに勝てるかどうかは別の話なのだが、「控除率が高い」というだけで「勝ちにくいギャンブル」というレッテルが貼られてしまう現実があることは確かだ。

控除率が高い公営ギャンブルと低いブックメーカー

日本の公営ギャンブルは控除率が世界的に見てもかなり高く、ブックメーカーは控除率がかなり低いという風に、対照的になっているためギャンブルとして比較がしやすい。

主要なギャンブルの「控除率」と「1000円賭けたときに胴元が持っていく金額」を軽くリストにしてみると、以下のようになる。

ギャンブル 控除率 胴元が持っていく金額
宝くじ 52%~56% 540円
サッカーくじ 50% 500円
公営ギャンブル 25% 250円
パチンコ 10~15% 100円~150円
スロット(オンカジ) 5%~15% 50円~150円
ヨーロピアンルーレット(オンカジ) 2.7% 27%
バカラ(オンカジ) 1.2%~1.36% 12円程度
ブラックジャック(オンカジ) -2%~4% 40円以下で胴元の損もあり
ブックメーカー 6%から7%程度 60円~70円程度

ブックメーカーのところだけやや曖昧になっているのは、ブックメーカーは「賭けの対象」や「ブックメーカーごと」によって控除率が変化するため、「固定された控除率」が出せないためである。

この「6%~7%」というのは、それらの「固定されないブックメーカーの控除率」の平均から導き出した「おおまかな控除率」ということになる。

「おおまかな控除率」ではあるが、ブックメーカーが10%以上の控除率になるということはまずない、と考えても問題ないだろう。

このリストを見れば明らかなように、「日本の公営ギャンブルの控除率の世界的な高さ」と「ブックメーカーの相対的な低さ」を、それぞれにわかってもらえるかと思う。

日本の公営ギャンブルの控除率の高さの原因

「胴元が国家であるから」ということが、日本の公営ギャンブルがこの悪しき高さになっている原因だ。

日本は基本的には「賭博」が禁止されているのだが、賭博の一切を禁止したところで、人間の「ギャンブルがしたい」という本能まで禁止することはできない。

公営ギャンブルというのは、その「ギャンブルがしたい」という本能を規制したり禁止することができない以上は、国民ができるギャンブルを用意しなければならないだろう、という「ガス抜き」の役割で運営がなされている。

日本の公営ギャンブルが悪辣な控除率になっているのは、「ガス抜き」として提供すると同時に「搾取」もついでに行っておこう、という国家としての卑怯さに起因しているということができる。

日本の公営ギャンブルは、競馬、競輪、競艇、オートレースそれぞれに、運営理念として「公共事業の振興」や「社会福祉への貢献」といった理由がつけられている。

たとえば、競艇であれば「船舶の発展と社会事業」がお題目として掲げられているが、これはあくまで「国家が賭場を経営するためのタテマエ」でしかない。

この「タテマエ」があるおかげで控除率を上げることもできる仕組みになっているのが、日本の公営ギャンブルの特徴であるといえる。

本音を言えば「胴元にたくさん金が入ってきてほしい」なのだが、タテマエを通せば「社会事業のために収益が必要」と言い換えることができる。

25%という世界的に見ても高い公営ギャンブルの控除率は、国家的な欺瞞と搾取構造のもと設定されている数値でしかなく、ある種の開き直りでしかない、ということができる。

胴元であると名乗っていることからくる控除率の低さ

ブックメーカーの控除率が比較的低いのは「胴元である」ということに「タテマエ」を作ることができないことに起因している、ということができるだろう。

「ブックメーカー」というのは、その言葉のなかに「我々はスポーツベッティングなどの賭博の場を提供する胴元ですよ」という自己紹介がすべて含まれている。

つまり、日本の公営ギャンブルのように「社会のためにギャンブルの場所を提供しているのですよ」という嘘を言うのではなくて、「私たちは私たちのためにギャンブルの場所を提供しているんですよ」と正直に宣言することしかできないのが、「ブックメーカー」という言葉の宿命なのだ。

となると、ここでブックメーカーが公営ギャンブルのような控除率にした場合、与える印象というのは「私たちは、私たちがテラ銭で儲けてあなたがたを効率的に搾取するために25%の控除率にしましたよ」というメッセージが自然と発せられることになってしまい、ギャンブラーたちに最悪の印象が拡がることになる。

公営ギャンブルの場合は、本音は「あなたがたを効率的に搾取したいのです」なのだが、ここを「社会事業なので仕方ないのです」とごまかすことができる(できていないのだが…)が、ブックメーカーがそれをやった場合は「悪徳胴元」の印象がついてしまう、というワケだ。

控除率の低さから見えてくる胴元としての態度

「控除率」について見ていくと、「胴元の取り分の指標」と「ギャンブルの勝ちやすさの指標」としてだけでなく、「胴元としての態度」をはかるための指標という側面も見えてくるように思う。

「控除率が低い」というのは、公営ギャンブルが言うような社会貢献などの「タテマエ」を排して、堂々と「胴元である」ことに徹している、という態度を見る姿勢としても見れるのではないか、と俺は考えている。

俺はたびたび競艇における笹川良一の「(諸君の賭け金は)わたくしが預かっているだけ」という発言のことを考えているが、あのとき笹川良一がしたことは「国家のタテマエは嘘だ」という宣言だったのだ、ということがわかる。

「おれは国家のタテマエを利用して、お前たちから金を預かる」というような嘘偽りない本音を言った点においては、笹川良一と競艇は評価に値するだろう。

もちろん、その評価があったところで「日本の公営ギャンブルの控除率の悪辣さ」の評価が覆ることはないのだし、「本当のことを言っただけマシ」というだけの話でしかないのだが、胴元はかくあるべし、といったところだ。

一方のブックメーカーは「諸君の賭け金は我々が預かる」という態度をはじめからしっかりと示していると同時に「控除率も低い」のだから、これは対照的に、どちらの側面から見ても「評価に値する」ということができるだろう。

ギャンブルにおける控除率のまとめ

ギャンブルにおける控除率のまとめ

  • 公営ギャンブルは世界的に控除率が高い
  • ブックメーカーは控除率が相対的に低い
  • 控除率の高低から胴元の姿勢を知ることができる

ブックメーカーを軸に考えた「控除率」についてのまとめは以上になる。

俺は様々なことが重なって競艇から足を洗いブックメーカーに移行したが、控除率の一点だけをとっても競艇をやめてよかった、ということが、今回の考察で明らかになったと感じている。

控除率によって胴元に奪われていくテラ銭は「塵も積もれば山となる」もので、そのギャンブルにかかわる時間が長くなるほどに増えていく仕組みになっている。

日本の公営ギャンブルから身を離し、ブックメーカーをメインに据えるということは、「控除率」の観点から言ってそれ自体で「損失」を減らしているということができるだろう。

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凱旋門賞に賭けるならブックメーカーとJRAのどちらが有利か? https://kesennuma-kankomap.jp/arc-de-triomphe-award-bookmaker-or-jra/ https://kesennuma-kankomap.jp/arc-de-triomphe-award-bookmaker-or-jra/#respond Wed, 02 Aug 2023 08:36:21 +0000 https://kesennuma-kankomap.jp/?p=33 ブックメーカーはスポーツベッティングのイメージが強いが、実はスポーツベッティングの一枚岩ではなく、スポーツ以外の賭けも提供してくれている。

選挙や経済、賞レース、ゴシップ、天気に時事問題、オカルトなど「えっ!こんなものも賭けの対象になるの?!」というほど幅広く「賭けのジャンル」を展開しているのがブックメーカーであるため、当然ながら「海外競馬」くらいメジャーなものなら賭けの対象として準備されている。

日本人の海外競馬との関わりは「日本馬が出走しているという条件でJRAが独自オッズで馬券を販売する」というきわめて制限された状況に置かれていた。

ところが、オンラインカジノにブックメーカーが参入してからは、この「日本馬出走」という条件がなくても、日本人が海外競馬にベットできるという環境が整えられた。

たとえば、世界最高峰の国際的競馬レースであるフランスの「凱旋門賞」に、仮に日本馬が出ていない年であっても、ブックメーカーさえあればベットができてしまう。

「凱旋門賞に賭けられる」というのは、競馬ファンではない俺でも嬉しいことだから、競馬ファンの喜びは俺のそれとは比較にならないほど大きいだろう。

俺たちはいま、「JRAから凱旋門賞に賭けるか」「ブックメーカーから凱旋門賞に賭けるか」という凱旋門賞に対する二つの選択肢を手に入れている状態にある。

今回は、ブックメーカーとJRAという二つの選択肢をそれぞれ検証し、「合法性」「オッズ」「控除率」の観点から、「凱旋門賞に賭けるならどっちの方法がいいのか?」を考えていきたいと思う。

合法性で見た場合のブックメーカーとJRAの比較

合法性で見た場合のブックメーカーとJRAの比較

「合法性」という観点からのみ見た場合、ブックメーカーとJRAのどちらから凱旋門賞に賭けたほうがいいのかについては、明らかに「JRA」ということになってしまうだろう。

なぜなら、JRAの販売する馬券は完全に「合法」であるのに対して、オンラインカジノなどのブックメーカーを日本国内から利用することは、その行為自体が「違法」であるためだ。

日本では、パチンコや公営ギャンブル以外のギャンブルはすべて「賭博法」で禁止されていて、当然、ブックメーカーで遊ぶことも違法行為である。

胴元であるブックメーカーは海外に拠点を置いているため日本国内の賭博法に抵触しないのだが、ブックメーカーで遊ぶ日本人は、賭博法を違反しているということになる。

ブックメーカーによる賭けで逮捕されたケースはほぼない

明らかに違法でありながら、現在、ブックメーカーを含むオンラインカジノで賭けをしているプレイヤーが逮捕されるという事例は極めて少ないという現状もある。

「完全な合法性」だけを見るならJRAで馬券を買うことにどうしても軍配があがってしまう。

「違法だけれども今のところ見逃されてもいる」というグレーゾーンの状況を加味するならば、「違法であろうともブックメーカーで凱旋門賞に賭けてもよい」と判断することもできるだろうが、違法であることは揺るがない。

ここで問題にしているのはあくまで「合法か違法か」でしかなく、「どちらに賭けたほうがお得か」という話ではない。

あくまで前提として、日本国内から凱旋門賞に賭けるときに、ブックメーカーから賭けた場合は「違法」であるという事実を知っておくことが重要である。

繰り返しになるが、いまのところブックメーカーから凱旋門賞に賭けたとしても逮捕の可能性はかなり少ない。だが、その可能性がゼロではない、ということだけは忘れないようにしておこう。

オッズで見た場合のブックメーカーとJRAの比較

「オッズ」という観点から見た場合に、ブックメーカーとJRAを比較したならば、これは「ブックメーカーのオッズのほうがフラットで信頼できる」という判断になるだろう。

これは「日本馬が出走している場合」の話になるが(JRAとブックメーカーを比較する以上、絶対に「日本馬」は出走するのだが)、JRAが販売する馬券は「オッズ」の基準がややおかしい。

日本の競馬ファンはどうしても国内の馬に愛着と知識があり、海外競馬で活躍している馬のことをよく知らない、という事情がある。

JRAの馬券は「日本人の好み」に合わせてオッズが決定されているので、自然と日本馬に人気が集中し、オッズに偏りが出る傾向がある。

その点、ブックメーカーの「オッズ」は、世界水準でのバランスを見たうえで組まれているため、JRAの「オッズ」に起こったような偏りがなく、よりフラットで正確であるといえる。

日本馬に賭けるならブックメーカーにメリットがある

凱旋門賞では「日本馬に賭ける」のであれば、人気のために不当にオッズが低くなっていないJRAよりも、全体のバランスのなかでオッズが高くなる傾向があるブックメーカーに賭けることにメリットがあるだろう。

だが、注意してもらいたいのは「凱旋門賞で日本馬が優勝したことがない」という歴史的な事実だろう。

ブックメーカーにおける日本馬の位置はあくまでも「大穴」であり、「当たる見込みがないからオッズが高い」くらいに考えるのが妥当である。

俺個人としては、日本馬を買うならブックメーカー、それ以外の海外馬を買うならJRAと、それぞれの「オッズ」を参考にしながら「併用」して使い分けて賭けを組んでいくのが、ベストの賭け方だと考えている。

これが二つのブックメーカーであれば「アービトラージベット(両賭け)」と判断されて危険だが、JRAとブックメーカーであれば「アービトラージベット」の疑いがかかることがないのも安心だ。

「凱旋門賞」だけに賭けることを考えれば、「アービトラージベットの繰り返し」とブックメーカー側に判断されることもおそらくないため、「複数のブックメーカーで凱旋門賞に賭ける」というのもアリではないかと思う。凱旋門賞に備えてひと月以上は「両賭け」を控えておくのも、戦略の一つとなろう。

ちなみに、ブックメーカーごとに「オッズ」が少しずつ違うことにも注目されたい。複数のブックメーカーを確認して、もっとも良いと思ったオッズのところに賭けるのが凱旋門賞攻略のちょっとしたコツになるかもしれない。

控除率で見た場合のブックメーカーとJRAの比較

「控除率」という観点から見た場合にブックメーカーとJRAを比較した場合、これは圧倒的に「ブックメーカーが有利」という結論が出る。

控除率というのは「賭け金のうちで胴元が取得する割合」を示す数値のことで、要するに「テラ銭」のことだ。

「控除率」の問題となると、なんといっても、JRAが絡んでいるということは悪名高い「日本公営ギャンブルの控除率」が発生し、「世界的にトップクラスのテラ銭」であるところの「25%」もの控除率が発生してしまう。

この「25%の控除率」という要素は、JRAで凱旋門賞の馬券を買うときの最大のデメリットであることは間違いないだろう。

ブックメーカーは賭けの、種類やゲームの展開などで控除率に違いがあり、「安定した控除率」がないのだが、大体の平均をとっても10%を上回ることがない。

だから、凱旋門賞に関しても「10%以下の控除率」と考えたら大体あっている、ということになるはずだ。

控除率の低さは還元率の高さでもある

「除率が低い」ということは、裏返せば「還元率が高い」ということも意味しているため、この点においては、ブックメーカーで凱旋門賞に賭ける行為はJRAに対して何馬身もの差をつけている。

還元率というのは「使う金額が100と考えたときにどれだけの割合がギャンブラーに戻るか」という数値で、JRAは75%、ブックメーカーはおよそ90%ということになる。

「控除率が低いギャンブルは当てやすい」というのと「還元率が高いギャンブルのほうが当てやすい」は、同じことを意味している言葉で、要するに「確率」だけを見るならば、JRAよりブックメーカーのほうが「当たりやすい」と言える。

しかし、「還元率」はあくまで「確率」でしかなく、賭けに勝てるかどうか、実際に払戻金があるかどうかは、ギャンブラーの運や実力に左右される、ということは忘れてはいけないだろう。

とりわけ、凱旋門賞のような格式が高い最高峰の国際レースともなれば、還元率だけでは測れないような競馬のむずかしさが発生することは当たり前のことであり「還元率が高いから勝てる」などという定式はあまり通用しないと考えたほうがいいかもしれない。

凱旋門賞のJRAとブックメーカー比較まとめ

凱旋門賞のJRAとブックメーカー比較まとめ

  • 合法性ならJRA
  • オッズならブックメーカー
  • 控除率ならブックメーカー

凱旋門賞で賭けるにあたって、JRAとブックメーカーを比較したまとめは、以上のようになる。

「完全な合法性」と「海外馬のオッズが高い」という以外では、JRAで馬券を買うことには特別なメリットはない、というのがひとまずの結論だろうか。

検証してきた要素のうち、「凱旋門賞で勝つ」ことを目的にした場合の重要な順番は「オッズ」→「控除率」→「合法性」ということになるだろう。

なんといっても、凱旋門賞に賭けるにあたって、複数の「オッズ」が参照できるというのはブックメーカーの最大の魅力であるといえる。

なお、今回は「凱旋門賞にJRAとブックメーカーのどっちから賭ける?」という前提で話を進めてきたのでしっかりと触れなかったが、ブックメーカーで凱旋門賞に賭ける最大のメリットは「日本馬が出走しない凱旋門賞でも賭けることができる」であることは言うまでもない。

この点を見るならば、JRAとブックメーカーは初めから「戦っている土壌が違う」くらいの話で、本来は比較もおこがましいくらいである。

JRAがブックメーカーと並ぼうとするならば、今後「日本馬が出走しない凱旋門賞でも馬券を売る」くらいの英断をする必要があるだろう。

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ブックメーカーの基本のシングルベットと応用のマルチベットを理解しよう https://kesennuma-kankomap.jp/bookmaker-betting-methods/ https://kesennuma-kankomap.jp/bookmaker-betting-methods/#respond Fri, 28 Jul 2023 02:37:50 +0000 https://kesennuma-kankomap.jp/?p=57 ブックメーカーには、ブックメーカー独自の賭け方がある。

ブックメーカーを楽しむためには、ブックメーカーの基本的な賭け方を知っておく必要がある。

ブックメーカーの初心者は「賭け方が複雑なのでは」だとか「オッズの選択の種類が多すぎてどうにもとっつきにくい」という人も多いかと思う。

だが、ブックメーカーを楽しむためには、ブックメーカーの複雑なやり方だとか、多数オッズの把握などは、それほど必要ではない。

というより、ブックメーカーを相当やりこんでいるプレイヤーであっても、すべての賭け方を知っている人やオッズを把握している人はほとんどいないという現状がある。

ブックメーカーのやり方は、基本の賭け方をおおまかに覚えておくだけで十分だ。

おさえておくべき基本の賭け方に関しては、ブックメーカーはそれほど複雑ではなく、むしろシンプルで簡単だとさえいえる。

今回は、ブックメーカーのやり方の「基本中の基本」と、「これだけ抑えてればひとまずオッケー」な賭け方について紹介していくことにしよう。

ブックメーカーの賭け方の基本的な流れについて

ブックメーカーの賭け方の基本的な流れについて

ブックメーカーの賭け方の基本的な流れは「4つのステップ」で構成されていて、この「4つのステップ」を「1ゲーム」として、勝負を重ねていくことになる。

ブックメーカーの「1ゲーム」の流れは、以下の通りだ。

  • 試合を探す
  • オッズの選択
  • 賭け金の入力
  • ベットの確定

この流れはブックメーカーの賭け方を、極限までシンプルにした形である。

ここでいう「賭ける試合」だとか「オッズ」、「賭け金」や「ベット」などが多岐にわたることがブックメーカーの特徴である。

選択肢が多岐であるためにブックメーカーのやり方に対して「複雑」「難しい」というような先入観が生まれがちなのだが、基本を還元してみればこれ以上はないほどに単純な流れだ、ということがよくわかるだろう。

賭ける試合を決定するまでの流れ

ログインしてブックメーカーの画面を開くと「スポーツ(賭けのジャンル)が一覧として、競技ごとに分類されているので、まずは「自分が遊びたいスポーツ(スポーツ以外のジャンルでももちろんOKだ)」を選ぼう。

「スポーツ」を選択したあとは、「どの国の試合か」「その国のどの大会か」「その大会のどこの試合か」という風に聞かれて、選択に応じて「試合の絞り込み」が行われていく。

例えば、プロ野球の試合に賭けたい場合は「野球→日本→パ・リーグ」というように選択していって、その日「パ・リーグ」で開催される予定の試合を選択すると、そのパ・リーグの試合の勝敗などをめぐる「オッズ」が表示される。

この「賭ける試合の決定」までは、おそらく誰でも迷わずにたどりつけると思う。

肝心なのは、そのあとの「オッズの選択」と「賭け金の入力」だが、それを理解するうえで、はじめて「賭け方の基本」の知識が必要となってくる。

ブックメーカーの基本的な賭け方3選

「オッズの選択」と「賭け金の入力」の段階に進むにあたって、まず絶対に覚えておきたい「基本的な賭け方」が3種類あるので、まずはこの3種類の賭け方をしっかり覚えよう。

ブックメーカーで「賭け」をするために覚えておきたい「基本的な3種類の賭け方」は以下になる。

  • 勝敗予想オッズ(マネーライン/マッチベッティング)
  • オーバーアンダーオッズ
  • ハンディキャップオッズ

ブックメーカーの楽しみ方は「カスタマイズ」的なところがあるため、選択肢の組み合わせはプレイヤーごとによって違ってくるのだが、この「基本的な3種類の賭け方」をまずしっかりと抑えておけば、いますぐにでも「ブックメーカーの醍醐味」にダイレクトに参加することができる。

さっそく、この基本的な賭け方の特徴を、それぞれに見ていくことにしよう。

勝敗予想オッズ(マネーライン/マッチベッティング)とはどんな賭け方か

ブックメーカーで選べるオッズのなかで、もっともシンプルでわかりやすく、代表的でもあるのがこの「勝敗予想(マネーライン/マッチベッティング)」という賭け方だ。

これはその名の通り「勝敗」を予想するオッズで、「勝負」が発生する対戦系のスポーツであれば、ほぼすべての競技でこのオッズに賭けることができる。

勝敗予想(マネーライン/マッチベッティング)の賭け方は、ブックメーカーのなかでもっとも簡単で、「勝つ方に賭ける」というものだ。

ちなみにサッカーなどの「引き分け」が発生するスポーツの場合は、この「勝敗予想」は「1×2(ワンバイツー)」と呼ばれる形式になり、「勝ち/負け/ドロー」の3択から予想をするオッズに変更される。

ブックメーカーは「試合前から試合中(締め切り)」までたえずオッズが変動していて、「自分が賭けたタイミング」でのオッズが「確定オッズ」となる。

「勝敗予想」は単純な2択(3択)かと思われるかもしれないが、この「オッズ変動」のタイミングを選ぶという「時間的な要素」が入ってくることで、単純な2択ではなくて流動的な無数の選択肢になるところにブックメーカー特有のおもしろさがある。

ブックメーカーの初心者には、まずしばらくは「基本的な賭け方」のなかでも最も単純なこの「勝敗予想」を繰り返して、「ブックメーカーでオッズを選ぶタイミング」のコツやおもしろさをつかんでいくことをオススメしたい。

オーバーアンダーオッズとはどんな賭け方か

オーバーアンダーオッズは、わかりやすくいうならば「スコアを予想するオッズ」である。

賭けの対象となる試合の、数値にまつわる結果が「上回る」のか「下回る」のかを判断し、そのスコアの「オーバー/アンダー」に賭け金を入力してくのが、このオーバーアンダーオッズだ。

たとえば、「そのサッカーの試合でのすべてのゴール数」という要素で賭けを行う場合は、試合全体のなかで「何点以上か」「何点以下か」という選択肢の一覧が出ており、それぞれのオッズが変動している。

この場合、「試合の勝ち負け」ではなく「ゲームの中の総ゴール数」が賭けの対象となるので「ひいきのチーム」と関係なく賭けられたりするのがオーバーアンダーオッズの魅力だろう。

オーバーアンダーオッズは、その競技ごとに無数の選択肢とオッズが用意されているため、その「スポーツの特徴」を知っている人間であれば「こんなものにも賭けられるのか」という楽しみ方もできる。

さきほどサッカーの場合として「総ゴール数」を例として出したが、サッカーであれば「コーナーキックの数」や「イエローカード/レッドカードの数」なんかも賭けの対象となり、オッズが用意されていたりする。

基本的には「上下の2択」のオッズであり、「賭け方の難易度」は「勝敗予想オッズ」と同じくらい簡単であるため、こちらも初心者にオススメの賭け方だ。

ハンディキャップオッズとはどんな賭け方か

ハンディキャップオッズは、実力差などがある場合にハンディキャップとして「プラス/マイナスの数値」を加味した状態でオッズを出し、結果を予想していく賭け方だ。

と、このように説明されたところで「何を言っているかわからないのだが」となる初心者も出てくるだろう。実際、このあたりからブックメーカーの賭け方は少しばかり難しくなる。

強豪チームAと弱小チームBが試合するとしよう。ここでは「強豪チームAの勝利」はほぼ確定くらいの実力差があると考えてもらいたい。

ここで「強豪チームA」の横に「(-1.5)」と書いてある場合、これが「ハンディキャップ」となり、「強豪チームは1.5点以上の差をつけて勝利しなければ、オッズの的中とはならない」というオッズになる。

その試合で強豪チームAがもし弱小チームBから「1点」しか取っていなかった場合は、仮に「強豪チームA」が勝っていてそれに賭けていたとしても、「的中」にはならない。

これがハンディキャップオッズの基本だ。ハンディキャップは「得点差」のときもあるし、前述のサッカーのように「コーナーキックの数」などの諸要素でハンディキャップが設定されることもあり、これもまた多種多様で、果てしない選択肢がある。

「実力差がある試合」などの場合、「低オッズ」の勝ち確定の試合などになりがちだが、ハンディキャップオッズを利用すれば「安牌の試合」が「予想不能な試合」となり、オッズの変動もよりダイナミックになり、高配当が狙える、というメリットがある。

「勝敗予想オッズ」や「オーバーアンダーオッズ」に慣れたら、ぜひともハンディキャップオッズに挑戦し、より奥深いブックメーカーの世界に足を踏み込んでみてほしい。

ブックメーカーの応用的な賭け方マルチベット

基本の賭け方にある程度慣れてきたら、ブックメーカーの応用的な賭け方である「マルチベット」にも挑戦すると、よりブックメーカーを楽しむことができるだろう。

先ほどまで紹介していた3つの基本の賭け方は「シンプルベット」と言われている賭け方で、「1つのオッズに賭ける」という共通点を持っている。

これから紹介する「マルチベット」は、「複数のオッズの組み合わせで賭けていく」という賭け方で、シングルベットよりやや難易度があがるが、コツをつかめばシングルベットより複雑なオッズの賭け方で高配当を狙うことができるため、ブックメーカー中級者以上にオススメの賭け方だ。

今回は、マルチベットの方法のうち「アキュムレーター」と「パーミュテーション」という二つの賭け方を紹介することにしよう。

アキュムレーターとはどんな賭け方か

アキュムレーターは「複数の予想を同時にすべて的中させる」というマルチベットの方法だ。

「A対Bの試合」と「C対Dの試合」があった場合に、その2試合の勝敗予想オッズを選択し、その2試合の予想が同時に的中すれば「アキュムレーターでの勝利」ということになる。

2つのオッズに賭ける場合はダブル、3つのオッズに賭ける場合はトリプルとなり、フォーフォールド(4つ同時)、ファイブフォールド(5つ同時)と、段階的に難易度が高くなる分、「同時的中」に成功した場合の配当も高くなるのがアキュムレーターの特徴である。

アキュムレーターという賭け方を利用するメリットとしては「低オッズの試合を組み合わせることで、低オッズではなくすることができる」ということが挙げられる。

アキュムレーターは基本的にはシングルベットの応用となっているため、シングルベットにある程度慣れたプレイヤーならば、それほど難易度を感じることなくシステムを理解することが可能であるはずだ。

システム自体は「ハンディキャップオッズ」より簡単であるので、難しいのは「オッズを同時に的中させること」になるだろう。

パーミュテーションとはどんな賭け方か

パーミュテーションは3試合以上の試合に同時にベットし「賭けの一部だけ」でも的中すれば配当が発生するというマルチベットの方法だ。

複数賭けをした「賭けの一部」だけが的中すればいいということで、パーミュテーションはアキュムレーターよりもやや的中の難易度が下がったマルチベットの方法になっている。

パーミュテーションは難易度が下がるものの、賭け方によっては賭け金がアキュムレーターより高くなる傾向があり、負けた場合の損失額が大きくなる可能性もあるので注意が必要だ。

「的中の難易度」をとるか「配当の難易度」をとるか、によってアキュムレーターとパーミュテーションを使い分けたり組み合わせるのがマルチベットのコツである。

ブックメーカーのやり方・賭け方まとめ

ブックメーカーのやり方・賭け方まとめ

  • 賭ける競技が違っても賭けの流れは共通している
  • シングルベットはブックメーカーのすべての基本
  • マルチベットは高配当が狙える応用の賭け方

ブックメーカーのやり方、基本的な賭け方や、応用的な賭け方のまとめは以上だ。

ブックメーカーのやり方は、これ以上にさらに多岐に広がっているが、ひとまずは、今回紹介したシングルベットとマルチベットのシステムを理解していれば、ほとんどのオッズに賭けることができる。

俺自身、自分が選択していない競技などがあるため、「未知のオッズ」があることは否めないし、冒頭にも書いたようにすべての賭け方、すべてのオッズを把握しているプレイヤーのほうが少ないので、その点は安心してブックメーカーを楽しんでほしい。

むかしゲームの攻略本などで、ラスボス前あたりで攻略本が終わってしまい「ここから先はキミ自身の眼で結末を確かめてほしい」と投げ出されることがあったが、ブックメーカーの攻略も、それと少し似たところがある。

選んだ競技ごとに楽しみ方や結末が違うのがブックメーカーの醍醐味だ。

俺ができるのは「基本」についてのレクチャーだけであり、「あなた」だけに用意されている「結末」は、自分自身で開拓し、自分自身の眼で見なければならない。

シングルベットとマルチベットをマスターし、前人未到のあなただけのブックメーカーの景色をぜひとも眺めてほしいと思う。

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